Ⅰ.基本情報
2022.6現在
■マンション概要(※)
【団地概要】
マンション名:茅ヶ崎グリーンハイツ
所在地:〒253-0041 神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎511番地
土地面積:8,662.68㎡
権利形態:所有権
住棟数:6棟
住棟建築面積:2,078.45㎡
住棟延べ床面積:8,734.96㎡
住宅戸数:113戸
非住宅:1区画(管理事務所)
◎1号棟
構造・階数:PC造地上4階
面積:建築面積288.96㎡、延べ床面積1,296.84㎡
専有部分・合計床面積:住宅16戸、1,040.05㎡(壁芯面積)
新築年月日:1977年3月31日
◎2号棟
構造・階数:PC造地上4階
面積:建築面積270.48㎡、延べ床面積1,181.03㎡
専有部分・合計床面積:住宅16戸、987.78㎡(壁芯面積)
新築年月日:1977年3月31日
◎3号棟(*)
構造・階数:PC造地上4階一部3階
面積:建築面積405.73㎡、延べ床面積1,623.92㎡
専有部分・合計床面積:住宅22戸、1,345.82㎡(壁芯面積)
新築年月日:1977年3月31日
*東邦チタニウム株式会社が社宅を2014年8月、区分所有建物に登記変更。
◎4号棟
構造・階数:PC造地上4階一部3階
面積:建築面積393.36㎡、延べ床面積1,443.56㎡
専有部分・合計床面積:住宅19戸、1,114.92㎡(壁芯面積)
非住宅1区画、58.68㎡(壁芯面積)
新築年月日:1977年3月31日
◎5号棟
構造・階数:PC造地上4階
面積:建築面積372.09㎡、延べ床面積1,668.58㎡
専有部分・合計床面積:住宅20戸、1,320.26㎡(壁芯面積)
新築年月日:1977年3月31日
◎6号棟
構造・階数:PC造地上4階
面積:建築面積347.85㎡、延べ床面積1,521.01㎡
専有部分・合計床面積:20戸、1,242.08㎡(壁芯面積)
新築年月日:1977年3月31日
【住戸タイプ別床面積】
〔Aタイプ〕(4号棟19戸): 壁芯58.68㎡/登記簿55.37㎡
〔B1タイプ〕(2・3・6号棟計54戸):壁芯61.17㎡/登記簿57.73㎡
〔B2タイプ〕(6号棟4戸): 壁芯65.84㎡/登記簿62.11㎡
〔C1タイプ〕(1・5号棟計32戸): 壁芯65.00㎡/登記簿62.58㎡
〔C2タイプ〕(5号棟4戸): 壁芯70.05㎡/登記簿67.47㎡
【附属施設】
◎管理事務所・集会所(*)
設置場所:4号棟101号室(非住宅1区画)
面積:床面積58.68㎡
*未登記。113戸の共有物件として管理組合が保全管理。
◎防災倉庫(*)
構造・階数:RC造地上1階
面積:延べ床面積55.01㎡
*2011年8月まで受水槽。2013年7月に防災倉庫に改修転用。未登記。
◎備品倉庫(*)
構造・階数:鋼板製平屋据置式
面積:約9㎡
*2003年3月設置。
◎自動車駐車場(*)
構造:平置式(屋根なし)区画・台数69-戸数充足率約61%
*開発共有地(当ハイツ113戸とエイトワン11戸の計124戸共有)にあった汚水処理場を1982年5月に解体・撤去して駐車場に整備。その後2009年4月、2017年9月、2019年8月に改修整備し、現在8区画・台を開発共有施設としている。
◎バイク等置場
構造:平置式(一部屋根付き)標準台数約28-戸数充足率約25%
◎自転車置場
構造:平置式(屋根付き)標準台数約138-戸数充足率約122%
【新築関係者】
売主:大成プレハブ株式会社(現・大成ユーレック株式会社)
設計者:大成プレハブ株式会社(現・大成ユーレック株式会社)
工事監理者:大成プレハブ株式会社(現・大成ユーレック株式会社)
施工業者:大成プレハブ株式会社(現・大成ユーレック株式会社)
※分譲時のパンフレット・物件説明書・価格表及び施工図面は別途デジタル化保管。
■管理組合
管理組合名:茅ヶ崎グリーンハイツ団地管理組合
管理事務所所在地:〒253-0041 神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎511番地4-101
TEL・FAX:0467⁻67⁻8826
e-mail:cgh-r@jcom.home.ne.jp
管理者:
組合員数:2021年4月現在-98名
議決権数:113
公益財団法人マンション管理センター:登録番号0001022
NPO法人湘南マンション管理組合ネットワーク:正会員
◎理事会(*)
*規約第41条及び運営細則第3条により理事は各棟から1名、合計6名選任、監事は全組合員から2名選任。規約第42条により任期は2年。
◎専門委員会(*)
〔住宅管理専門委員会=通称・住宅委員会〕
2022年-特別委員として理事及び監事の役員合計8名を選任(任期:役員任期)/通常委員として居住者全体から10名を選任(任期:2年)
〔理事会事務局〕
2022年度-居住者全体から2名を選任(任期:1年)
*規約第63条により設置し、住宅管理専門委員会設置要項及び理事会事務局設置要項に基づき選任。理事会事務局は理事会から委嘱を受けて活動する理事の実務支援組織。
◎業務委任(*)
防火管理者:
発災時統括者:
*規約第40条第1項及び第2項により報酬付規約役員として選任し、報酬支出は団地総会の承認事項として位置付けている。なお、発災時統括者は「茅ヶ崎グリーンハイツ自主防災会」の会長を務めることとしている。
■管理会社(※)
管理会社名:東京互光株式会社
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目7番14号 ビュレックス京橋3階
国交省登録:№(4)第031666号
直近契約:2022年6月1日~2023年5月31日
管理業務主任者:立原 篤
登録番号:第15068938号
所属:東京互光株式会社横浜支店
※1977年4月分譲時に委託契約同意した管理会社。
※管理委託契約の内容は、団地総会の承認を経て毎年6月1日に更新している契約書及び重要事項説明書を参照。
■茅ヶ崎グリーンハイツ紹介
【立地と経緯】
茅ヶ崎グリーンハイツは、1977年4月に分譲されたPC造中層・中階段型6棟で構成する集合住宅です。立地は、湘南海岸から約2㎞余りに位置するJR相模線・北茅ヶ崎駅東側で、植栽に囲まれた敷地にあります。
管理体制は、修繕積立金を棟別会計とする「団地管理組合」を組織し、自主管理を基本として管理会社に一部管理委託するとともに、自力運営組織として「理事会事務局」並びに常設的な協議組織として「住宅管理専門委員会」を設置しています。理事会はこれらの組織と連携して管理の一元化を図り、会計処理を始め起案、規約整備、対外調整及び居住環境の改善や施設の維持保全並びに小規模工事等を独自に実施しています。
修繕積立金保全のため「マンションすまい・る債」の利用及びIT活用によるデータデジタル化やオンライン会議運営、情報発信等を含む様々な活動に取り組んでいます。
【管理の志向】
財産物件として「区分所有法」「マンション管理適正化法」「標準管理規約」への適合、並びに共同生活空間としての安全確保を図る「消防法」「災害対策基本法」への対応を、高齢化する所有者・居住者の永住志向及びコミュニティや互助への期待の高まりの中で、いかなる組織運営であれば合理的に維持・保全・管理することが可能か、“所有居住者”の期待に応えられるかを、現に居住している者の英知と人材を活用することで実現を目指してきた。
その実現策として、2014[H26]年に規約第63条(専門委員会)に「住宅管理専門委員会=通称・住宅委員会」と「理事会事務局」の設置を規定。それぞれ設置要項も制定した。「住宅委員会」は、1977[S52]年から断続的に活動してきたものを正式に規約に位置付けし、「理事会事務局」は理事の成り手不足を踏まえた実務支援組織として位置付け、併せて自力運営を目指す自主管理の要として活動している。
もう一つの体制は、2015[H27]年に規約40条(防災・防犯対策)を追加して「防火管理者」と「発災時統括者」及び「防犯担当者」を規約役員に位置付けがある。このように報酬付役員に規約規定して団地総会で支出承認し、活動の義務化・実効性を付与しているのは珍しいのではないか。〈防犯担当者は現在選任していない〉
「防火管理者」は消防法に基づく選任。一方、「発災時統括者」は災害対策基本法につながる選任。通常、自治会防災担当者が窓口という例が多いが、当ハイツでは「自主防災会」会長が務めることとしており、他に例のない組織である。
「自主防災会」は、発災時統括者の選任を受けて2016[H28]年に設立し、自治会と団地管理組合からの拠出金をもとに運営している。特に、全居住者が会員の独立会計を有する組織としては他に例がないといわれている。実動体制には、消防計画に基づく「自衛消防隊」と行政が求める地区防災組織の「発災時体制」を合体させた「自主防災会活動組織」を形成しているのも特徴である。
この活動組織には、自治会長や理事長、民生児童委員、地域防災リーダーも加わっており、2022年6月1日現在、全居住者高齢化率48%、世帯主高齢化率60%の当ハイツでは、団地管理組合と自治会の鎹(かすがい)として、理事会運営の円滑化やコミュニティ形成、互助にも寄与している。
――2022年6月現在